緊急度の判定
これは時間の経過による変化の様子で判断します。 たとえば、「外壁のヒビ割れがどんどん拡がっている」とか、「一カ所だったのがニカ所、三カ所と増えていく」など、症状が急速に進行したり変化が生じたりする場合は、できるだけ早く補修処置をする必要があります。 すぐに危険に直結することがなさそうな不具合については、時間の経過につれてどのように変化をしていくか観察し、記録をつけておきます。 「急激な変化が見られる場合」や「それほど変化の見られない場合」「何らかの条件が加わると生じる不具合」などは、具体的な様子がわかると、原因や危険度の判定がしやすくなります。
問題箇所の記録カードをつくる
欠陥の原因究明のためには、適切な方法による計測と観察による正確な記録をつくることが大切です。 そして、それが科学的な事実の記録であるためには、「調査日」「調査員名」「調査方法と写真」「図面」「実測値」の明記が必要です。 欠陥については、「症状や現象」「位置と寸法」「色」などで正しい記録がなされていること、できれば第三者的立場の専門家である建築のプロに依頼するほうが、判断のコツをおさえた正確なものが作成できます。 なお、専門家に相談するときは、あらかじめ自分で一覧表を作成して欠陥の内容をまとめておいて、それをもっていくとよいでしょう。