その欠陥は本当に欠陥なのか


欠陥らしい部分を見つけても、すぐに「欠陥だ」と決めつけてはいけません。
欠陥には主観的な要素があり、自分で欠陥と思っても欠陥でない場合もあるのです。不満足と思ったら、まず、「それが客観的に見て欠陥なのかどうか」を確かめてください。
たとえば、「現場施工の仕上げに、工場で生産された家具などと同等の精度を要求し、その結果の不満足を欠陥と思ってしまっている」というようなケースも少なくありません。
欠陥の中には、建て主の間違った使い方によって発生する不具合があります。
たとえば、「使い手が乱暴に扱ったために、開き戸の丁番のビスがゆるんでしまった」「家具を引きずって床を傷つけた」などというケースです。
あるいは、うっかりして水を下階に達するまでこほしてしまったとか、気密性や断熱性を強化した部屋を換気なしで使用したため、カ

ビが発生したというケースもよくあります。
とくに、外壁に面していない浴室で換気をしなければ、カピが発生しないのがおかしいくらいです。そういう点についても注意が必要です。
また、欠陥かどうかは、契約の内容も関係します。
契約をするときには、仕上げ方法の完成形が示されているはずです。
それがどのような状態かを理解してから契約すべきです。
欠陥かそうでないかは、あなたの契約時の理解度にもよります。
まず、契約の書類や添付されている図面をよく読んでください。